
FinanScope を提供する株式会社デジタルキューブ(TOKYO PRO Market・263A、本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:小賀 浩通)は「FinanScope Valuation」の株式価値算定に関する特許を取得したことをお知らせいたします。
目次
特許取得の概要
特許番号:特許第7664593号
発明の名称:企業の株式価値算定装置、株式価値算定方法及び株式価値算定プログラム
登録日:令和7年4月10日(2025年4月10日)
発行日:令和7年4月18日(2025年4月18日)
特許技術の内容
本特許は、中小企業やベンチャー企業が自社の株式価値を簡易かつ迅速に算定することを可能にする技術に関するものです。主な特徴は以下の通りです。
1. 複数の算定方法による総合評価
インカム・アプローチ(DCF法)、マーケット・アプローチ(類似会社比較法)、ネットアセット・アプローチ(時価純資産法)の3つの手法を組み合わせ、所定の折衷割合で加重平均することで、総合的な株式価値を算出
2. 財務データの自動連携
財務データ、類似企業情報、市場データを自動的に取得・処理し、算定結果に反映
3. 視覚的な結果表示
複数の算定結果を視覚的に比較できるダッシュボードを提供
取締役ファイナンス部長 公認会計士 和田 拓馬のコメント
この度、2024年2月に出願した『FinanScope Valuation』の特許が正式に登録されたことを大変嬉しく思います。スタートアップの資金調達や中小企業のM&Aにおいて、企業価値評価は極めて重要ですが、従来は専門知識がないと算定が難しく、また多大な時間とリソースを要していました。
FinanScope Valuation は、事業計画や類似企業の情報を入力するだけで、インカム・アプローチ、マーケット・アプローチ、ネットアセット・アプローチといった3つの手法での価値算定を可能にします。この技術により、経営者と投資家が交渉の前にしっかりとした準備ができるようになり、また公認会計士や税理士などの専門家に相談する前の目安として活用いただけます。
今回の特許取得を機に、さらに多くの企業の成長と適正な企業価値評価の実現に貢献してまいります。
無料相談会の実施
FinanScope ご利用にあたって、無料の相談会を実施しております。相談会では、「IPO 準備はどこまで対応すべきか」「タスクの優先順位付けはどうするか」「他社は IPO 準備をどう進めているか」など、IPO 準備に関する具体的な疑問や悩みに対して、専門家がアドバイスを提供します。
対象者:
・事業会社 CEO、CFO
・財務部門、経営企画担当者
・IPO 支援会社
参加費用:無料(事前登録制)
開催形式:オンライン
相談会申し込みページ:https://meetings.hubspot.com/takuma6
FinanScope では、今後もお客様のニーズに応じた改善を続けてまいります。お気づきの点がありましたらお問い合わせ窓口からお気軽にご連絡ください。
今後とも FinanScope をよろしくお願いいたします。